過去ログ - キョン「ソフィ、明日の予定を教えてくれ」ソフィ「え?」
↓
1-
覧
板
20
2
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 10:47:54.46 ID:unI/WHlB0
当初は本人達が直々に動こうとしたが、それは流石に止めてくれと側近達より止められた。
それでも月一度の報告会が行われ、二人の王はギルドへと足を運んでいる。
その際にさり気なく幾つかの依頼書が紛失するという不可解な事件が発生していた。
その直後に謎のマスク男や妙に王に似た男の姿も確認されているが。
きっと無関係なのだろう。
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 10:54:29.95 ID:unI/WHlB0
アドリビトムへと寄せられる依頼はとても幅広い。
簡単な採掘や採取もあれば、その他には献立の買い出し手伝い等々。
とある貴族の極秘依頼やら魔物退治。
最初こそ一体なんぞ?と思った物も中にはある程。
それらも話を聞けば依頼主が怪我をして買い物すらも満足に出来ない物や、一人暮らしの年寄りからの依頼であったり。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 10:57:10.18 ID:unI/WHlB0
「すみません、このギルドの俊足の天使様はいらっしゃいますか?」
キョン「・・・はい?」
ギルドへと飛び込んで来た人物の第一声。
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 11:09:43.70 ID:unI/WHlB0
長門「それ・・・私」
偶然聞いてしまった名前に少し頬を赤らめ、無口な少女、長門有希は照れ隠しからか普段以上に饒舌になっている。
両手を無意味に振ったり、幼馴染みであるキョンの肩を小突いたりと動作が忙しない。
付き合いが長い彼は叩かれても止めないが、その表情は複雑。
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 11:25:04.49 ID:unI/WHlB0
別に長門がそう自称した訳では無いのだから、此処で何か言い分があっても名前が消える訳でも無い。
このような名前は珍しい物でも無く、有名なギルドに所属している者の大体は二つ名を頂戴している。
最も、その名前のセンスはかなりのばらつきがあるが。
呟かれたキョンの言葉に引っ掛かる物を長門は感じ、傍らの相手の一挙一動を見逃すまいと睨み付ける。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 11:37:36.88 ID:unI/WHlB0
それもそうだ。
キョンは少々女々しいと親しい者に言われた事こそあれど、その呼び名を聞き流す事は出来ない。
疾風はその素早き身のこなしより納得は可能だが・・・後半の単語は一体何事なのか。
何故性別が違う?
焦るキョンへ、依頼書の整理を片手間で進めていた古泉一樹も口を開く。
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 11:47:53.20 ID:unI/WHlB0
キョン「なっ・・・お前らまで・・・?どうして皆訂正してくれなかったんだよ!」
古泉一樹は確実に面白さを優先したのだろうが、涼宮ハルヒは基本的に真面目だ。
己が違うと判断した物には全力で立ち向かっていく。
他者がどれだけこうなのだと教えても、彼女自身が頷かなければけして納得しないのに。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 11:52:30.88 ID:unI/WHlB0
ハルヒ「あんたにはお似合いの呼び名よキョン」
キョン「はぁ・・・やれやれ」
一体己は自分の中でどのような認識なのか。
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 12:02:28.99 ID:unI/WHlB0
小声で盛り上がるギルドメンバー達。
彼らを横目に、キョンは目の前の依頼人を見つめる。
キッチリとしたスーツは彼にとても似合っており、自称した役職にピッタリと言うべきか。
されど、その挙動には少しばかり引っ掛かる物を感じる。
見えたのは刹那の色。
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 12:10:07.45 ID:unI/WHlB0
キョン「それで・・・ファルシュさん、でしたっけ? 依頼というのは・・・?」
発言を促せば、ファルシュは小さく咳払いをして喉の調子を整える。
駆け込んで来た際にズレたままになっていた眼鏡の位置を直し、話し始めた。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 12:17:40.17 ID:unI/WHlB0
今まで談笑していた他のメンバーも、その単語を耳にして目つきが一瞬にして変わる。
ハルヒだけは手にしている丼と箸を離そうとしない為、少々真面目から遠いが
宿す眼差しの鋭さは他の追随を許さない。
キョン「・・・強盗、か」
以下略
52Res/39.47 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - キョン「ソフィ、明日の予定を教えてくれ」ソフィ「え?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1420076587/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice