過去ログ - キョン「ソフィ、明日の予定を教えてくれ」ソフィ「え?」
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29:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:32:35.25 ID:unI/WHlB0
「はい、よろしくお願い致します」

流石本家というべきか、挨拶一つも堂々としている。
二人がただの少年と少女であったならばその体格差に息を呑んでいたかもしれない。
枯れ枝と樹齢何百年の幹が如き差だ。
鍛え抜かれた腕は下手をすればソフィの身体が隠れてしまいかねない。
これだけの身の丈の差を常々見ていれば、確かに幼い者は憧れるだろう。
それでもその拳より放たれるであろう一撃がソフィよりも強いイメージは上手く出来ないが。

ソフィ「お願いします」

ソフィも相手に向かって一揖する。
サングラスによって彼らの目を直接見る事は出来ないが、こちらを値踏みするような不快な感覚は無い。
必要以上に感情を晒け出さない部分は古泉の拘りに近い物を感じた。
渡されていた中折れ帽を深々と被り、ソフィも変装が完了。
二つ結いの髪が邪魔にならないように可能な限り、中へと押し込む。
髪の量が多い為、頭頂部の中央が少しばかり盛り上がってしまう。
正体がバレてしまわぬよう、キョンも急遽用意したキャップ帽で顔を隠す。


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