42: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:08:35.47 ID:n7nYUxI60
魔姫「貴方がお父様と敵対している勇者?」
勇者「えっと…君はもしかして魔王の…?」
魔姫「ハッ!しまった」バッ
43: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:09:11.36 ID:n7nYUxI60
勇者「あ、あの、君も穴に落ちちゃったの?」
魔姫「えぇ…。姫が髪飾りを落としたと言うから、一緒に探してたらうっかり…」
勇者「姫様!?姫様と一緒に!?」
44: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:09:39.35 ID:n7nYUxI60
姫「暗黒騎士様!」
暗黒騎士「どうされました姫様」
姫「魔姫さんが落とし穴に落ちてしまって…」
45: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:10:31.27 ID:n7nYUxI60
>それで少しして
魔物A「暗黒騎士様」
暗黒騎士「どうした」
46: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:11:05.44 ID:n7nYUxI60
魔王「フハハ間抜けな勇者だ!どうだ今の気分は!」
勇者「くぅ…無念」
魔姫「お父様…」ハラハラ
47: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:11:34.22 ID:n7nYUxI60
魔王「まぁ勇者は公開処刑だな」
魔姫「ま、待って下さいお父様!」
魔王「どうした魔姫よ」
48: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:12:03.38 ID:n7nYUxI60
勇者「ダハッ」
魔王「ふん、仲間がいなければお前の力などそんなものか」
勇者「まだまだ…俺は人々の希望を背負っているんだ…!!」
49: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:12:30.17 ID:n7nYUxI60
姫「ねぇ知ってます?もし勇者様を倒しても、神は次の勇者を選ぶそうですよ」
魔姫「まぁ…そう言われているわね」
姫「つまり勇者様を倒した所で戦いは終わらないんです」
50: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:13:12.41 ID:n7nYUxI60
魔姫(終わりのない不毛な戦いが続くなんて、辛すぎる…!!)
魔姫(私は…そんなもの望まない!)
魔姫「お父様!」バッ
51: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:13:39.22 ID:n7nYUxI60
姫「ありますよ、穏便に争いを止める方法が」
魔姫「本当、姫!?」
暗黒騎士「ほう…」
52: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 15:14:06.78 ID:n7nYUxI60
姫「いいですか、勇者様は人々の英雄…その英雄が魔王軍に囚われ殺されそうになった」
姫「それを止めるよう嘆願した魔姫さんはこう言われることでしょう。何て慈悲深い方なんだ、彼女が勇者様を救ってくれた女神か、と!」
姫「なので勇者様の結婚相手として、魔姫さんは受け入れられることと思います」
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