過去ログ - 所恵美「相方と年越し」
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1:名無しNIPPER
2015/01/01(木) 16:12:25.43 ID:7ZgjFFImO
「はーいお待たせー。やー伸びなくてよかったわー」
「ああはいはい。持つ持つ」
器用な動きで2つの丼を持つその手を制し、1つを両手で受け取る。
湯気の中では、金色に輝く海老天が私達との対面を待ち構えていた。
12月31の大晦日、その日を相方の家で迎えられる。この時間がどれだけ幸せだろう。
「ごめんねー。私飲んじゃうけど、恵美はまだ高校生だからさー」
「わかったわかった。もう、ビール飲まなくても酔ったようなテンションじゃん」
苦笑しながらコーラをグラスに注ぎ、既にビールを並々注いだ相方と乾杯する。

彼女の名前は藤井ゆきよ。
アタシ、こと所恵美の唯一無二の相棒である。


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2:名無しNIPPER
2015/01/01(木) 16:13:52.76 ID:7ZgjFFImO
「いやー。でも、今年もいろいろあったねえ」
「そうだねえ……いや、ほんとにそうだね……」
そばをつまみながらこの一年を振り返る。2014年という年は、本当に色んなことがあった。
「さいたまスーパーアリーナでさ、麻美が出てきたのはびっくりしたよね」
「ね! ね! 麻美さんと歌えたの嬉しかったなあ」
以下略



3:名無しNIPPER
2015/01/01(木) 16:14:38.24 ID:7ZgjFFImO
「でもあれじゃん。中野の時よくやったよね。麻美の歌二曲でしょ? 歌っていうかパート? ほら。relationsとBlueSynphonyの麻美のとこ。よく歌えたね。すごいよ」
「めっちゃ緊張したよー! でも、やっぱ麻美さんも来てくれたし。プロデューサーさんの応援にも応えたかったしね。貴方達がいるから、私と恵美はいつだって幸せだよって伝えたかった」
「ほんと? 初めて聞いた」
「でも、恵美もそうでしょ?」
「まあね」
以下略



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