過去ログ - 【咲エロ】由暉子「外に出すって言ったのに……」京太郎「ユキおこプンプン丸?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/01(木) 17:56:31.62 ID:W46MV/bg0
由暉子「……うんしょ、うんしょ」

夕日に照らされて、スーパーのレジ袋を両手に抱えた小さな影が、俺の影の隣りをぴょこぴょこと歩いていた。

京太郎「夏とはいっても、やっぱり北海道は日が落ちるのが早いよなー」

由暉子「このままだと完全に日が暮れる前に部室に戻るのは難しいでしょうね」

相変わらずぴょこぴょこと俺の隣りを歩きながら、ユキは腕時計で時間を確認する。

京太郎「おいおい、ちゃんと前を向いて歩かないと危ないぞ」

由暉子「もうっ、京太郎くんは心配性すぎます。これくらい問題ありません。私だって子供じゃないんですから大丈夫――きゃっ」

って、言ったそばから石に蹴躓いて転びそうになるなよ。

京太郎「あぶねえっ」

とっさにその腕を掴んで、どうにかその華奢な体を支えた。

京太郎「……ったく、何やってんだよ。ユキ、大丈夫か?」

由暉子「は、はい、問題ありません」

元気よく答える同級生を横目に見ながら、俺は掴んでいた手を離し小さく溜息を吐いた。
140センチもない小柄なユキの体は一部分を除いて、非常に軽い。
それこそ風が吹けば飛んでしまいそうな軽さだ。
っていうか、小柄な体格に不釣り合いな大きい胸のせいで、今みたいな感じで転びやすいんだろうけど。
小柄なユキの歩幅に合わせて、俺もかなり歩くスピードを抑えているんだが、それでもユキは少し遅れがちだった。



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