24:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 14:49:49.26 ID:lFXGP3BeO
 赤髪の少女は強かった 
  
 隣にいる少女が泣いていても、 
 手を握ったまま黙って歩き続けた 
  
 随分と歩いたせいでとても疲れていたのだが、それでも足を止めなかった 
  
 しかし、そんな少女の頭にふと 
 ポツポツ…と水滴のような物が落ちた 
  
 「…あ」 
  
 赤髪の少女は空を見上げた 
  
 少女の頭に水滴のようなものはどんどん落ちてきた 
  
 (あっ!) 
  
 赤髪の少女はそれは雨だと分かった 
 今にも降りそうだった空から、とうとう雨が降り出したのだ 
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