過去ログ - ただの魔族の少女「ボクが魔王になるの…?」
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9: ◆Sr8.Kgif5QGX[saga]
2015/01/01(木) 23:52:48.12 ID:DcRO2tbt0
魔族の仲間に声をかけると、いつの間にか少女は
囲まれていた。

(※わかりやすくするために、脇役キャラなどは
魔人にします。)

魔人1「話は聞いていたよ、魔王になるんだって?」

魔人2「この村から魔王が誕生するなんて、喜ばしい
ことだ!しっかり頑張るんだぞ!」

少女「はい!」

母「私の娘が魔王になるなんて誇らしいわ…
身体に気をつけてね」

少女「はい、お母さん。ボク、立派な魔王になって
平和を守ります!」

母「あなたー?娘が魔王になるんですって。
あなたー?…おかしいわね、さっきまでいたのに」

父は家の影に隠れていた。
喜びとも哀しみともとれぬ表情で、呟く

父「魔王になって、会えなくなっても…
私たちはずっとそばにいる。だから…」

遠くで暗黒騎士が急かすように少女を呼ぶ。
少女が別れを告げ、魔人達が歓声をあげる。

その声と飛竜の羽ばたきに、父の声はかき消される。

「だから…強くなるんだぞ」


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