113: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 02:15:46.10 ID:KwABobKo0
小鷹「え?・・・うーん、そこまで先のことは考えてないけど、このゲームって理科が言うには近いうちに販売されるらしいからな。友達を作るツールとしてこのゲームを利用するっていうのも、隣人部の活動としてはありだと俺は思う」
まぁ、それは副次的な理由だけどな。俺は―――
小鷹「でもやっぱり、しばらく俺は純粋にこのゲームを楽しみたい。こうしてゲームの世界を旅をするのって子供の頃夢見たことでもあるしな」
さっき実際に戦闘をしてみて思ったが、このゲームは仮想のものだとは思えない臨場感がある。画面を通してアバターをボタン操作で動かすRPGゲームにはない何かがある。その魅力に俺は既に取り憑かれていた。
夜空「子供の頃・・・か」
夜空はそう言って何やら思案するような顔をしていたが、しばらく後に顔を上げ、俺の手を取り歩き出す。
夜空「行くぞ小鷹。やると決めたからにはやつらに後れを取るつもりはない」
夜空の顔に、もう憂いは無かった。
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