118: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:12:21.07 ID:KwABobKo0
草原に再び足を踏み入れた俺たちは、イノシシ狩りを再開した。
最初の内は突進を上手く避けきれず何度か被弾したものの、イノシシがたまに落とす回復ポーションにより黒鉄宮送りになることは無かった。
・・・ま、星奈や夜空が「使わないから」と言って俺にくれた分も含めてようやく間に合っていたんだが。
119: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:14:29.61 ID:KwABobKo0
どれくらい時間が経っただろうか。
俺はもう何匹目かも分からないイノシシと対峙していた。
俺の今日の目標は、レベルを3にすること。
120: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:15:32.93 ID:KwABobKo0
俺がタゲっている≪フレンジーボアー≫は、突進の構えを取ると、一直線に突っ込んできた。
何度も戦っているうちに体で覚えた事だが、初撃はカウンターでダメージを与えることで、かなり被弾を抑えられる。
そのまま突っ込んでしまうと、俺では一撃で倒しきれずに反撃を食らいがちなのだ。
121: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:16:13.43 ID:KwABobKo0
会心のタイミングで放たれた水平斬撃技≪ホリゾンタル≫は、イノシシの鼻面に直撃し、HPゲージをゴリゴリ削る。
1割程度までHPを削られたイノシシが悲鳴を上げる。突進のモーションが中断され、多少の隙が出来る。
スキル硬直から解除された俺は、素早く剣を上段に構え、垂直斬撃技≪バーチカル≫をイノシシに直撃させた。
122: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:17:51.05 ID:KwABobKo0
イノシシが呆気無く砕け散った後、俺の体が光を帯び始めた。
・・・間違いない。今の一体から得た経験値でレベルアップ条件を満たしたのだ。
レベルアップで獲得できるボーナスポイントを確認すると、前のレベルアップ分で得たのを含めてしっかりと6ポイントあった。
123: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/13(火) 23:25:39.40 ID:KwABobKo0
今回の投下はここまでです
124:名無しNIPPER[sage]
2015/01/14(水) 02:08:02.46 ID:wBvQD1/oO
おつ
125:名無しNIPPER
2015/01/14(水) 02:10:56.19 ID:c+IkpIbb0
支援
126: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/15(木) 22:40:18.84 ID:C8fBiVBB0
投下開始します
127: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/15(木) 22:40:52.85 ID:C8fBiVBB0
イノシシを軽く倒して一息ついていた夜空に近づくと、どうやら足音で気付いたのかこちらを振り向く。
夜空「ん?どうした小鷹。ポーションでも足りなくなったのか?」
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