20: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 11:49:01.95 ID:hGhRcG2/0
小鷹「そういえば幸村はどうしたんだ?さっきは忘れてたけどお前って男・・・」
理科・星奈・夜空「あ」
21: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 11:50:00.51 ID:hGhRcG2/0
理科「まあそれはさておき、皆さんセットアップは済んだようですね」
理科が音頭を取る。ゲームの世界に入るという本来の目的を思い出したのか、星奈が目を輝かせて首を縦にブンブン振っている。
22: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 11:50:29.19 ID:hGhRcG2/0
今回の投下はここまでです
23: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:28:35.33 ID:hGhRcG2/0
投下開始します
24: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:29:05.32 ID:hGhRcG2/0
ふらふらする。まるで小船で海の上にいるような感覚。
確か俺は、部室で─────
25: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:29:33.79 ID:hGhRcG2/0
突然、目の前にウインドウが出現する。
ゲームを始めるにあたっての注意事項だろうと勘繰りつつ、そこに書いてある文字を眺める。
26: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:30:01.40 ID:hGhRcG2/0
転移した先は、とある部屋の一室であった。
周りを見渡すと、驚くことに夜空以外の3人はもうそこにいた。
武器以外の初期装備は皆同じようで、3人とも同じ格好をしている。
27: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:30:29.37 ID:hGhRcG2/0
小鷹「星奈はレイピアにしたんだな」
正直意外だ。攻撃力の高そうな両手斧辺りにすると思っていたんだが。
28: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:31:08.76 ID:hGhRcG2/0
ちょうど夜空も装備を決め終えたらしく、部屋の隅から沸き出てくる。
人間に沸くという表現を使うのはどうかと思うが、実際のところその表現がしっくりくる。
腰に下げているのは短剣・・・まぁいかにも夜空らしい装備ではある。
29: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:31:40.57 ID:hGhRcG2/0
小鷹「なあ理科、体を動かそうとした際に少し違和感を感じるんだけど」
理科「あー、慣れるまで少し時間がかかりますが問題ないですよ。あくまで私たちのこの体は現実のものではなく、バーチャルなものですから、最初は違和感を感じるのはしょうがないことです」
30: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 17:32:10.32 ID:hGhRcG2/0
理科「なるほど。やはり個人差があるようですね。ですが今は違和感のある人でもその内慣れると思います。とりあえず、雑魚モンスターを狩りつつ体を慣らしてみましょう」
そういう理科に習って歩くこと数分。町から出た俺たちは、広大な草原に出ていた。
街中を歩いている時もきょろきょろあたりを見回していた星奈は歓声を上げているし、夜空も満更ではなさそうな顔をしている。幸村は相変わらず無表情だが。
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