50:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:05:44.50 ID:mTWD1rJD0
俺「あの時、俺は何も言えなかった。何もしなかった」
シーちゃん「はい」
俺「その子は、それからどうなったのかは知らない。転校したとしか聞いてないんだ」
51:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:08:53.05 ID:mTWD1rJD0
シーちゃん「忘れられたんですか?」
俺「何をだ?」
シーちゃん「あなたの願いですよ」
52:名無しNIPPER[saga]
2015/01/02(金) 01:10:42.81 ID:mTWD1rJD0
俺「だから、彼女だって」
シーちゃん「そういうことですね
シーちゃん「では、クリスマスプレゼントといえども、あなたはもう大人です」
53:名無しNIPPER[saga]
2015/01/02(金) 01:15:15.90 ID:mTWD1rJD0
俺(プレゼントを、自分で?)
俺(シーちゃんは、クリスマスプレゼントではなかった)
俺(でも、シーちゃんは俺の彼女だった)
54:名無しNIPPER[saga]
2015/01/02(金) 01:18:30.09 ID:mTWD1rJD0
俺はソファに放りこんだコートを羽織り、マフラーを巻いた。
俺(やっぱりかっこいいじゃん)
俺「行ってきます」
55:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:20:55.65 ID:mTWD1rJD0
三百六十四日目
その日も雪が降っていた。
空気は張り詰めていて、皮膚がむき出しになっている顔は、ただれてしまいそうなほど冷たかった。
56:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:23:42.55 ID:mTWD1rJD0
後輩「俺も彼女ほしいですね」
俺「あ、別れたのか」
後輩「はい、ちょっといろいろあって」
57:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:26:36.92 ID:mTWD1rJD0
俺「サンタさんにでもお願いしとけ」
後輩「先輩でも冗談言うんですね」
俺「冗談じゃねえよ、本気だ」
58:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:29:51.87 ID:mTWD1rJD0
俺(昔俺が好きだった女の子にもたしか)
俺(目元にほくろがあった)
俺(ま、たまたまか)
59:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 01:31:28.22 ID:mTWD1rJD0
自作小説のSSアレンジでした
またどこかで
読んでくれた方々、ありがとうございました
60:名無しNIPPER[sage]
2015/01/02(金) 01:37:51.68 ID:Grl1xraMo
乙
面白かった。
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