149: ◆Nbi4DgASvs[sage]
2015/02/02(月) 05:44:04.56 ID:1XeUfJ2H0
―――ざわわっ!
俄かに教室はざわめき、それを静止する筈の教師もまた目を白黒させながらこちらを見る。
…甲板での"あの一件"と同じように。
キョウスケ「………………………。」
今再び好奇の視線にさらされながら、漸くに得心がいったと心の中で頷く。
何故逐一自分の行動が彼女達の関心を寄せたのか。
こんな環境ではさもありなんだろう。
男が珍しいというよりも、下手をすれば"男という生き物と触れ合ったというそれ自体"が異例中の異例となるのだから。
しかし。
キョウスケ「(………………ふぅ)」
原因が解ったからと言って、それに慣れるかどうかといえば全くの別である。
キョウスケは相も変わらずざわつく教室の中心で、人知れず溜息をつく。
そして。
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