過去ログ - 許嫁「私が幸せな理由」
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160: ◆AYcToR0oTg[saga sage]
2015/02/24(火) 21:07:41.26 ID:kQAyYNZM0

許嫁「お風呂いただきました」

男「おー、湯上り美人だ」

許嫁「もう。男さんってばおだてないでください」

男「茶化してはいるけど、半分本気だけどな」

男「……ところで、隣どうぞ?」

許嫁「……では失礼しますね?」

男「…………」

許嫁「…………」

男「何を話せばいいか、よくわかんなくなった」

許嫁「急に雰囲気を変えて隣に座らせたからじゃないでしょうか」

男「そうでもしないと、意識しすぎて近寄れなかったんだよ」

許嫁「不器用ですね。私は人のこと言えませんけれど」

男「――――不器用だし、かっこつかないとしても、俺はそうやって許嫁をつかまえておきたいんだよ」

許嫁「ならしっかり捕まえていてくださいね。ちゃんと見ていてくれないと、私、どこかに飛んで行っちゃいますよ」

男「じゃあつかまえておこう」ギュッ

許嫁「ふふ、捕まってしまいました」ジタバタ

男「この、暴れるな」

許嫁「きゃー、きゃー!」

許嫁「……落ち着きます」

男「急に落ち着いたな」

許嫁「自分の居場所がどこか、悟ってしまったのです」

男「俺の腕の中が居場所なのか」

許嫁「ダメでしょうか」

男「嬉しい」

許嫁「…………」

男「ん……」

許嫁「――急に唇を奪われてしまいました」

男「なら返すか?」

許嫁「返してください」

許嫁「……」チュ

許嫁「返してもらっちゃいました///」

男「むしろ何か大事なものまで奪われた気がする」


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