過去ログ - 許嫁「私が幸せな理由」
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163: ◆AYcToR0oTg[saga sage]
2015/02/24(火) 21:57:58.30 ID:kQAyYNZM0

許嫁「二人でベッドに入ると少し狭いですね」

男「ぴったりくっつけばなんとか、ってところか」

男「……俺、今日眠れるかな」

許嫁「それは一晩中お話していようってお誘いですか?」

男「だってなあ。許嫁は意識しないで眠れるか?」

許嫁「私は、たぶん。男の人はやっぱり、いろいろと大変だからでしょうか」

男「……確かに大変なことになってはいるが」

許嫁「その、男さん。私、赤ずきんちゃんになる覚悟はできてます」

男「俺はオオカミかよ」

男「一応言っておくけど、本当に何もしないからな? こんなふうに状況をおぜん立てされるのは、なんか違うと思うし」

許嫁「男父さんはそういうつもりで男母さんを連れて行ったわけじゃないと思いますよ」

男「そりゃまあなー。だからって、子供が思春期だってこと忘れんなって言いたい」

許嫁「――――もう、子供を産める体ですもんね、私」

男「…………」

許嫁「…………」

男「あの、許嫁さん。そういう生々しい話をされると、眠れなくなるのですが」

許嫁「私はその、構わないんですよ。眠れなくても」

男「……いいや寝る! ちゃんと学校に行かなきゃだからなっ!」

許嫁「ふふ、わかりました。それでは大人しく眠りましょうか」

男「おやすみ、許嫁」

許嫁「おやすみなさい、男さん」

許嫁「…………」

許嫁「…………?」

許嫁「あの、おやすみのちゅーはまだでしょうか」

男「許嫁、実は大人しく眠るつもりないだろ?」


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