24: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:09:32.09 ID:GQKtbZc30
男友「……あれ、教室に誰もいねえ。なんでだ？」
女友「さあ？ でもどこかに集まるって連絡あったわけでもないし、ただの偶然じゃない？」
25: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:14:10.96 ID:GQKtbZc30
女「わたしさ、二人のお弁当にはいっつも足りないものがあると思ってたんだよね」
許嫁「え、何でしょうか？ 栄養や彩りには気をつけているのですが……」
26: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:18:36.17 ID:GQKtbZc30
男「ああ。新妻が夫の弁当にかける、全力でハートにして独身の同僚から殺意を向けられるって、あれだな」
許嫁「男さんの言い様はそうとう偏ってますけどね」
27: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:23:16.04 ID:GQKtbZc30
許嫁「あ……」
女「あー……あははー？」
28: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:27:56.67 ID:GQKtbZc30
女「そういえばさ」
男「ん？」
29: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:33:20.49 ID:GQKtbZc30
〜〜〜
男父「まずいな……このままでは朝まで持ちそうにない」
30: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:37:31.62 ID:GQKtbZc30
男「というようなことがあってな？」
女「誰よボブ！？」
31: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:41:34.96 ID:GQKtbZc30
男「まあ聞けよ。でな、遭難して助けられた後、ホテルで暖まってる時に許嫁の両親と知り合ったらしいんだ」
許嫁「そこで意気投合したみたいですね」
32: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:46:51.31 ID:GQKtbZc30
許嫁「ようやく授業が終わりました……早く帰りましょう、男さん」
男「そうだな」
33: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:51:17.20 ID:GQKtbZc30
男「ふう、女の文句を聞き流すことに成功した」
許嫁「明日また言われると思いますよ？」
34: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/02(金) 22:57:02.93 ID:GQKtbZc30
許嫁「わたしが幸せな理由、そんなものは決まってます」
許嫁「あなたが隣にいるからですよ、男さん」
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