1: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:31:59.14 ID:CjduauSO0
公園
春香「第一回チキチキ 冬の寒さを吹っ飛ばせ！炎のバトミントン大会」
春香「今日は７６５プロの４人が２組に分かれて、バトミントン対決をしたいと思いまーす」
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2: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:33:29.14 ID:CjduauSO0
春香「まず１組目はこちらっ！、千早ちゃん、美希ペアー」
美希「絶対負けないの」
千早「まあ私はなんでもいいですけれど」
3: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:34:52.05 ID:CjduauSO0
春香「それではさっそく、美希・千早ちゃんチームのサーブで試合開始！」
美希「最初はミキのサーブなの」
伊織「響、レシーブしっかりね！」
4: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:36:03.99 ID:CjduauSO0
千早「分かったわ。それ」ポンッ
響「伊織、チャンス！」
伊織「言われなくても、分かってるわよ。いおりんスマーッシュ！」ブンッ スカッ ポトッ
5: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:37:51.07 ID:CjduauSO0
美希「千早さん、ナイスなの」
千早「ありがとう。美希のサーブも良かったわよ」
春香「１対０」
6: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:38:39.08 ID:CjduauSO0
響「ラッキー、打ち損じだ。伊織、今度こそ」
伊織「わかってるわよ！いおりーん、スマーッシュ！！」シュタッ スババッ
千早「きゃっ」ポトッ
7: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:39:19.54 ID:CjduauSO0
響「ナイス、スマッシュだぞ、伊織」
伊織「ふん、本気を出せばこんなもんよ」
美希「千早さん、ドンマイなの」
8: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:40:08.25 ID:CjduauSO0
春香「１対１」
伊織「次は私ね」
響「千早、しっかり狙いを決めて打つさ」
9: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:41:05.80 ID:CjduauSO0
伊織「……ちょっとカメラ止めてもらえる？」
春香「千早ちゃん、どうしたの？」
伊織「みんな、いったん試合を止めてこっちに来て」
10: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:41:48.52 ID:CjduauSO0
伊織「プロデューサー、ここからあのマンションの５階のベランダが見える？」
P「あぁ、そこのマンションか。見えるぞ」
伊織「あそこにいるのって…」
11: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:42:33.91 ID:CjduauSO0
伊織「そうよね。最初は見間違いかと思ったんだけど」
千早「高槻さん、あんなところで何してるのかしら？こっちに来ればいいのに」
響「自分も見えるぞ。なんかパジャマ見たいな服着て、こっちを見てるぞ」
12: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:43:17.07 ID:CjduauSO0
P「それもそうだな。すまんが春香、ちょっとやよいに、そう伝えてきてくれないか」
春香「えっ、私がですか？」
P「ああ。俺がやよいに言うのは、なんだか命令するみたいで……」
13: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:44:03.67 ID:CjduauSO0
千早「私も春香がいいと思うわ」
春香「ううっ、千早ちゃんまで……」
P「春香、お願いだ。ここで収録してるって、伝えてきてくれないか」
14: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:44:39.48 ID:CjduauSO0
春香「はい。じゃあちょっと行ってきます」タタッ
伊織「大丈夫かしら？」
響「それにしても何でやよいは何も言わないんだ？」
15: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:45:17.97 ID:CjduauSO0
やよいのマンション５階 ベランダ
やよい「うっうー。春香さん、こんにちはでーす。どうしたんですか急に」
春香「ごめんね。やよい。今、下の公園でテレビ番組の収録してるんだ」
16: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:45:56.57 ID:CjduauSO0
春香「知ってる人に見られたら、あのー、変に知ってるからさ…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
やよい「そんなの気にしないで、やってもらったらいいんじゃないですか」
春香「でも、ちょっとの間だからさ」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
17: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:46:58.98 ID:CjduauSO0
公園
タッタッタッ
春香「お待たせしました。やよい、もうすぐ出掛けるそうですよ」
18: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:48:00.63 ID:CjduauSO0
１５分後
春香「６対７」
美希「ほとんど互角なの」
19: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:49:44.37 ID:CjduauSO0
伊織「……またよ。やよいがこっち見てる」
美希「ホントなの。またやよいが見てるの」
千早「本当ねぇ。高槻さんまたこっちを見てるわ」
20: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:50:55.63 ID:CjduauSO0
伊織「どっか行くんでしょ？」
春香「出掛けるから、どっちみち部屋に入ろうと思ってた、とは言ってたんだけど」
伊織「出掛けるって、まだパジャマのままじゃない」
21: ◆tgqDSaX2pRkV[saga sage]
2015/01/02(金) 22:51:26.99 ID:CjduauSO0
響「分かった。今度は自分も行くさー」
伊織「頼んだわよ。ふたりとも」
響「それじゃ、春香行くさー」
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