22: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:08:33.37 ID:Gh7vq8t1o
少女はひとしきり泣いたようだった。
魔法使い「さて、後始末は私がやっておくから、少女はそこのテーブルに座ってるといいよ」
少女「はい」
魔法使い「さて......」
魔法使いは上着の中からカードを取り出すと、それを宙に投げた。
魔法使い「ーー発動せよ」
カードが一瞬にして燃えると、少女の目の前のテーブルに皿が現れた。
魔法使い(ちょっとカッコつけすぎたかな)
少女の目の前に現れた皿は、さっき少女が落としたはずのものだった。
魔法使い「自動的に瀬戸物を修理する......そんな魔法なんだ」
魔法使い(実のところ、転移魔法も使ったのだけれどね)
少女「ご主人様すごいです」
魔法使い「そういってもらえるとうれしいね。ただ......」
少女「?」
魔法使い「私のことは名前で呼んでもらえるとうれしいかな」
少女「......はい、魔法使いさん」
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