38: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:31:41.30 ID:+SWEy5Efo
ーー魔法使いの寝室
魔法使い「......ん?」
魔法使い(頭が痛い)
39: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:32:10.70 ID:+SWEy5Efo
魔法使い(しかし昔のことを思い出してしまうとは......)
魔法使い(もう未練なんかないはずなのに)
魔法使い「......」
40: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:32:39.36 ID:+SWEy5Efo
ーー台所
少女(私は不器用だから自分で作ると失敗してしまう)
少女(でも、自分で作らないのであれば......)
41: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:33:08.90 ID:+SWEy5Efo
ーー
魔法使い(遠いな......)ハァハァ
魔法使い(しかし、あの子が怪我なんてしたら......)ズルズル
42: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:33:37.95 ID:+SWEy5Efo
ーー台所
魔法使い「少女......そんなことしなくてもだい......えっ?」
少女「魔法使いさん、わざわざ這ってこなくてもちゃんと迎えに行きましたよ」
43: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:34:07.20 ID:+SWEy5Efo
少女「いただきます」
魔法使い「......いただきます」
魔法使い(これは果たして食べて大丈夫なのだろうか......)
44: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:34:36.74 ID:+SWEy5Efo
少女「魔法使いさんに喜んでもらえてなによりです」ニッコリ
魔法使い「しかし......、これ一体どうやって作ったんだ?」
少女「それがその.......」
45: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:35:06.38 ID:+SWEy5Efo
少女『(たしかこの魔法陣だったはず)よいしょっ』
少女(ここに白紙のカードと紙束を置いて......)
少女『ーー汝、我が文書を自然の理に組み込め』
46: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:35:49.39 ID:+SWEy5Efo
少女『エラー:到達不能コード』
少女(到達不能......辿りつけない......?)
少女(赤い文字の近くに書かれているのは......『if』という文字と数式)
47: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:36:17.99 ID:+SWEy5Efo
少女『よし、もう一度......』
少女『ーー汝、我が文書を自然の理に組み込め』
少女『ーー発動!』
48: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/04(日) 16:36:47.28 ID:+SWEy5Efo
魔法使い「それより、すごいね。バグを潰せるなんて......」
少女「バグ......?」
魔法使い「バグっていうのは、カードが誤作動する原因のことを言うんだ」
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