過去ログ - 友奈「にぼっしーちゃんおいしい」
↓ 1- 覧 板 20
24: ◆2DegdJBwqI[saga]
2015/01/04(日) 03:57:26.70 ID:KDl8qIVMo
男「力強さ。可愛さ。片方ずつではダメだった」
男「両方なくてはいけなかったんだ。それと美しさも」
男「しかも、そう言う衝撃に加えて、
僕が君の演舞を眺め、呆然と突っ立っていると、君は演武を終え、そのにぼしを食べ始めた」
男「気が付いたら僕は、君の目の前に立って、そして、こうしてお願いをしていたというわけさ」
夏凜「……」
夏凜(彼は、いい年をした大人とは思えないほど素朴に興奮し、少年めいて瞳をキラキラさせていた)
夏凜(私にとって、その熱は不快ではなかった。むしろ好ましくすらあった)
夏凜(何しろ自分の鍛錬を、それがどういう意味であれ、素晴らしいと他人に手放しで褒められたのだ)
夏凜(剣をふるっていて、こんな賞賛をもらったのは初めての経験だった)
夏凜(もちろん、彼が稀代の演技力を秘めた詐欺師で、私を担ごうとしている可能性も、頭のどこかにあった)
41Res/23.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。