過去ログ - 【安価】艦これ『ハートフル?』学園もの
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110:名無しNIPPER
2015/01/06(火) 00:37:17.86 ID:k8fVKM/R0
帰り道。

家が隣同士であり、転校したばかりの提督と旧知の仲である提督と秋月が、一緒に帰ることは、ごく自然なことだった。
そうして二人並んで歩く道は、かつて彼らが同じ小学校に通っていた頃と、何一つ変わっていない。
しかし、道は変わらずとも、その道を歩く彼らだけは、大きな違いがあった。


提督「最近はまたこの道通ってるけど、昔と何も変わらねーな」

秋月「ええ。提督が引っ越してからも、特になにもなかったですからね」

提督「そうだな。パッと思いつく変わった場所って言うと、あのコンビニくらいしか思いつかないな」

秋月「秋月も、そのコンビニくらいしか新しくできたものって、おもいつかないですね」

秋月「でも、秋月にとって、この道は大きく変わりました」

提督「ん?そうなのか?何か変わったか?」

秋月「ええ。だって、この道を通るときは、提督がいて、その提督が昔とは全然違うじゃないですか。だから、秋月にとっては、この道は、とっても変わってみえるんですよ」

提督「なんだ、そういうことか。俺が変わったから、この道も変わったってことか。俺が何か見落としてるのかと思ったよ」

秋月「ふふ。大丈夫ですよ。提督が見落としてるわけじゃありませんから。秋月だって、提督がいなかったら、この道が変わったなんて言いませんから」

提督「そうだな、確かに、今この道で変わったって言えるのは、俺と秋月くらいか。そういう風に思った事はなかったな。」

秋月「ええ。何も変わってない中に、違って見えるものがあるって、案外素敵なことなんですよ?」

提督「何も変わってない中にある、違ったもの、か。↓2」

1:悪くないな

2:↑+でも、それがいいことなのかは、わかんないな

3:俺はあんまり、好きじゃないな

4:(自由に)



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