過去ログ - 【安価】艦これ『ハートフル?』学園もの
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名無しNIPPER
2015/01/04(日) 20:47:32.47 ID:IW8nhUoH0
その後、提督と秋月は談笑は、提督が寒さに耐えかねて話を切り、コンビニへとはいるまで続いた。
提督「あーコンビニの中あったけー。ったく、秋月のやつ、どんだけ喋るんだよ。見た目変わっても中身は変わんねーもんだな。さてと、このまま立ち読みするかな」
提督は雑誌を取ると、おもむろに読み始める。
雑誌を読む提督の頭の片隅には、ついさっきの秋月との邂逅があった。
姿が変わっても、中身はちっとも変わっていなかった秋月。
それに対して、姿も中身も変わった、変わってしまった自分。
それが提督には、当て付けの様に感じられてやまなかった。
・・・・・
提督「今週の記事も、相変わらず微妙だったな」
数刻後、雑誌を読み終えた提督は、今しがた読んでいた記事に、乱雑な言葉を放ちながら、雑誌を元の場所へと戻す。
提督(長居して目ー付けらるのもあれだし、なんか買って出るかな)
提督は、あまり長居しすぎて、このオアシスから放逐されるのを懸念し、ゆっくりとではあるが、陳列棚に並ぶ商品を眺め始める。
提督はその中から、あったか〜いコーヒーを2本程選んで購入すると、外へと出る。
数刻程たっても、外はまだ寒い。
コンビニであったまっていた提督には、余計に寒く感じられた。
それ故に、提督は今しがた購入した缶コーヒーを両手で包み込んで、暖をとる。
そして手が温まると、その場で缶コーヒーを開け、少しずつ飲み始める。
提督(あー、体の中から温まるとやっぱ違うな。...ん?)
急激な温度の変化で意識が缶コーヒーに集中していた提督は、そこで初めて、周囲の様子に気付いた。
提督(うわ、はいる前はいなかったのに、すげーいる。こういう奴はどこにでもいるもんだな)
提督の視線の先には、コンビニの前にたむろしている、数人の不良。
粗野な言葉と、下品な笑い声がを撒き散らしながらかなりのスペースを占拠している。
提督はしばしその集団へ視線を向けていたが、あまり見ているとろくなことにならないと思い、視線を逸らそうとした。
提督(うん?あれは...)
その時、その集団の横を通ろうとする、特徴的なピンク色の髪をした、どこか気弱そうに感じられる、かわいい少女が提督の視界にはいった。
どうやら、その少女もコンビニに用事があるようで、不良の集団を気にして、少し迂回しながら、コンビニへと向かっていた。
提督(あ、ありゃヤバいかな...)
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