12:名無しNIPPER[sage]
2015/01/03(土) 07:37:36.27 ID:mIcf1aNro
歩いているときは感じなかったが、列に並び立ちんぼになると、上着を羽織っているといえども襲い来る冬の風が身に凍みて反射的に身体も縮こまってしまう
リゼ「にしてもチノが着物で来るとはちょっと意外だったな」
チノ「昔母が仕立ててくれまして。せっかくだから着たいなと」
リゼ「そうか....いいお母さんだったんだな」
チノ「はい。素敵な母でした」
リゼ「(ちょっと話題をミスったな....)後でみんなで写真を撮ってココアに送ってやろう」
千夜「いいわね。きっとココアちゃんすごく喜ぶわ」
シャロ「むしろチノちゃんメグちゃんの生の着物姿を見られなかったことをすごく悔しがりそうだけどね」
マヤ「あ、チノが今日一番の笑顔になってる」
メグ「やっぱりココアちゃんと一緒に来たかった?」
チノ「.........はい」
千夜「そうね。私もココアちゃんと来たかったわ。どうして実家に帰っちゃったのかしら」
リゼ「いやまあさすがに年末年始ぐらいは....」
メグ「ココアちゃんはいつこっちに戻るの?」
チノ「6日だそうです」
マヤ「うわーだいぶ先だなー。ほら、寂しくなったらいつでも私たちを頼っていいから!」
チノ「いえ、こうやってみんなといられますから全く寂しくはないです」
リゼ「なら良かった!」
みんなで笑いあう。
そうこうしているうちに順番が回ってきた。五円玉を放り込んで鈴を鳴らして二礼二拍一礼。みんなと、ココアともっと仲良くなれますようにと念じておく。そこまで来てココアだけを何故か特別扱いしている自分に気付き、驚くとともに気恥ずかしく感じた
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