過去ログ - まどか「ねえ、キョンくんって好きな人、いる?」
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21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 07:30:22.11 ID:cc3wDWKU0
まどか「で、でもでもでも!まだ心の準備が・・・!」

俺が言葉尻に呟いた内容は、声のトーンを落とした為、
幸いまどかには聞こえなかったようだ。
けれど、その気持ちに嘘はなかった。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 07:48:34.35 ID:cc3wDWKU0
「それじゃあ、また」

作戦会議を終えた俺達がどちらからともなくそう言って、
まどかが自宅へと帰ったのが、つい先程。
俺はなんとなくまどかとの打ち合わせで用いたホワイトボードを眺めていた。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 07:53:08.47 ID:cc3wDWKU0
どこかで胸部を負傷した?
それはありえなかった。近頃戦闘らしい戦闘は起きていない。
街が平和な証拠だ。とてもいい事だ。

では、何故か
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 07:55:30.28 ID:cc3wDWKU0
まどかは明日告白をする。
そしてきっと・・・いや、必ず上手くいくだろう。
まどか程の素敵な女の子をまさか振る男性などいようはずもない。
そうするとどうなるか?

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 07:59:07.32 ID:cc3wDWKU0
そうして俺はまどかと過ごせる時間が確実に目減りする。
寂しい。それはとても寂しい事だ。
しかし優しいまどかの事だ。
きっと俺の事を気遣って、今まで通り時間を作ってくれようともするかもしれない。
けれど、そんな事は俺が許さない。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 08:06:41.17 ID:cc3wDWKU0



冬の早朝はツンと鼻をつく冷気がどことなく心地よい。
夕べはあまり寝られず、
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 08:09:39.48 ID:cc3wDWKU0
流石にこの時間帯はまだ通学する生徒の姿すら見えない。
けれど今の私には調度よかったのかもしれない。
こんな酷い顔はなるべく見られたくない。
授業が始まる時間ともなれば、多少はマシになっているだろうから、
それまで人に会う可能性が低いのはありがたい話だった。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 08:26:52.28 ID:cc3wDWKU0
目の前にはまどかがいる。
昨日も一昨日も彼と仲良さげに話していた・・・
それを思うだけで、またしても胸が痛み出す。
私はそれを隠すように「早く行きましょう」とだけ短く言い、足早にその場を立ち去る。

以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 08:35:33.52 ID:cc3wDWKU0
ほむら「まど、か・・・?」

まどか「ほむらちゃん」

いつものように私の名前を呼んだまどかの声は、
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 08:41:15.41 ID:cc3wDWKU0
まどか「それでも、なんとなくこの気持ちに気付いてもらえたらな・・・なんてそんな甘い考えもあったんだけど。昨日の事で分かったんだ。このままじゃ、ダメだって」
 
ほむら「まどか・・・」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。いつも、私を守ってくれてありがとう。いつも、私と仲良くしてくれてありがとう。でも私・・・もう、ほむらちゃんと友達のままじゃ、イヤなの」
以下略



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