6:caU1//qA0
2015/01/04(日) 00:55:47.79 ID:caU1//qA0
佐々木「僕の親は忙しくて、家に帰ってくることがあまりないんだ。
だから当然僕が深夜まで勉強してることも知らなかった。
危機感はあるのか、どうして成績が上がらないのか、と耳が痛くなるほどの言葉を浴びせられたよ」
キョン「…」
佐々木「僕は努力していたよ。だからわかってもらえないのが悔しくて
口答えをしたんだ。親はしばらくあっけに取られた様子で僕の言葉を聞いていたが突然怒鳴ってきたんだ。
『お前をそんな口答えするような子に育てた覚えはない』ってね」
キョン「そんな、お前は」
佐々木「今まで口答えしたこともなかった子だったんだ、親の驚きもわからないことはなかったがね。
僕だって努力したんだ。僕だって…」
キョン「おい、佐々木?」
佐々木「頑張ってたんだ…僕だって…!いつもは僕のことなんか…気にもしないくせに…。
不満だけぶつけてきて…」
キョン「…佐々木」
佐々木「僕は…お勉強をする人形じゃないんだ…!どうして…どうして…!う、う…。
うわぁぁぁぁぁぁん!」
キョン「(ギュッ)…佐々木…」
佐々木「わぁぁぁぁぁぁ…!ひぐっ、うっ、あぁぁぁん…。きょん、きょん…!」
キョン「…っ」
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