過去ログ - 【THE・WORLDは止められない】
1- 20
109:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 00:57:48.32 ID:2UvATDGI0
私は無言で立ち尽くしていた
木の枝をポキリポキリと折る子供の頃の吉影と何の差も無い表情だったのだ
まるで生き物を殺すことは自身の生活の、人生の一部であると言わんかのように何の表情もなく。無言で

しばらくして満足したのか吉影はその場を立ち去った。立ち去ったあと私はその猫の死骸を誰も見ることの出来ない場所へ捨て去った

私は知った。吉影には運命付けられたモノがあることを
他者を殺さねば気がすまない…いや他者を殺すことが自身の人生の一部の欲求なのだと
この秘密はバレてはならない
吉影のために
大切な息子のために


その日から私は吉影のために彼の殺戮を補助した
死体の隠蔽は勿論のこと凶器はコッソリと仕事へ出張した先へ持ち込み捨て去った


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
360Res/189.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice