過去ログ - 【THE・WORLDは止められない】
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175
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◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/18(日) 22:14:08.15 ID:MtNRSdey0
「おぉ?どうしたカーズ。そんな恐い顔をして…」
薪と少しの木の実を持ったエシディシ様とサンタナが戻ってきた
感の鋭いエシディシ様は私とカーズ様の間の独特な空気を察したらしい
以下略
176
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/18(日) 22:41:21.23 ID:MtNRSdey0
「まず…何故我々以外の同胞は…皆死んだ」
ここまではわかっていたが、次にカーズ様が発した言葉は予想だにしないものだった
「同胞は皆、このカーズとエシディシによって殺されたのだ。無論真剣な決闘によって、我等に刃向かう者は皆容赦無く殺し尽くした」
以下略
177
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/18(日) 23:07:51.63 ID:MtNRSdey0
「俺は進化へのヒントは脳にあることを突き詰めた。その結果石仮面と言うものに俺は行き着いた。それによって幾ばくかの犠牲の果てに不死身の力を数多の生物へもたらすことが出来ることを知った」
カーズ様は一つの仮面を取り出した
進化を促す不気味な仮面、それが石仮面だ
以下略
178
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/18(日) 23:20:09.30 ID:MtNRSdey0
「………カーズ様……では何故我々を生かしておいたのでしょう?当時赤子であった私とサンタナなぞ造作もなく殺せるでしょう?」
サンタナも神妙に頷いた
「お前ならわかるはずだぞワムウ…。戦闘を行わぬ無抵抗であり無垢な乳飲み子であったお前らを殺すことは外道のすること。だから生かしておいたのだ」
以下略
179
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/18(日) 23:38:45.56 ID:MtNRSdey0
「そう言えば乳飲み子のお前らを旅につれたときだが、カーズと俺はお前らの世話をしているときは四苦八苦していてな
特におしめの変え方を考えるのにカーズの奴は難解な数式を立てたぐらいだ」
流石にどんよりとした空気を払うためにかエシディシ様はニヤニヤと笑いながらそう語った
以下略
180
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/19(月) 00:58:22.29 ID:609NegRWo
(思ったより深刻な話になってた)
181
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/19(月) 16:09:36.04 ID:Zt0+1eXM0
おしめする為に難解な数式を立てたカーズにワロタwwwwww
182
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/19(月) 21:38:31.78 ID:I0x586k30
そして月日は遥かに流れ、我々は更なる進化をもたらす最後のピース、エイジャの赤石と言うものを探し求めていた
カーズ様の話では、我々を更に上へと押し上げるための存在であるらしい
「ダメだ!この赤石のパワーでは足りん!まだこれでは足りぬのだ…俺達が太陽を克服するには更に強い力が必要なのだ!」
以下略
183
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/19(月) 21:58:28.27 ID:I0x586k30
そして一族として私とサンタナが成人となる日が来た
その日に我々は流法を得るべく石仮面を被り、晴れて更なる戦闘者として進化を遂げるべきだとエシディシ様は提案し、皆受け入れた
そしてメキシコの祭壇にてその儀式は始まった
以下略
184
:
◆5JdYsMOLwU
[saga]
2015/01/19(月) 22:22:22.25 ID:I0x586k30
「俺は……ずっとこの旅で考えてきた……何故俺の一族は死ななくてはならなかった?本当にそれしかなかったというのか?」
サンタナの顔は影となり読めなくなってしまった
暗く重々しい口調でサンタナは続ける
以下略
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