過去ログ - 【THE・WORLDは止められない】
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名無しNIPPER
2015/01/04(日) 11:37:40.23 ID:kSavxrj+0
花京院はスタンドが見えるのは周囲には全くいなかったと語っていた
生まれつきスタンドを持っていたが故に本当に心を許せる仲間と言うのを作れちゃいなかったのだ。無理もないだろう
他人に、ましてやスタンドを見えない人にスタンドを理解してもらうことは相当無理があるのだ
「…………そうだ」
以下略
8
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 11:45:45.42 ID:kSavxrj+0
「花京院は……典明は俺の『友達』だ」
俺は一言呟いた
どんな言葉を投げ掛けるだろうか
以下略
9
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 11:50:11.82 ID:kSavxrj+0
「典明の友達で……友達でいてくれてありがとう」
涙声で言い切ったあと、花京院の母親はぼろりと壊れた彫刻のように泣き崩れた
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/04(日) 12:04:45.21 ID:xePrj2Mp0
こういうの好き
11
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/04(日) 12:11:26.02 ID:OPnc8epbO
次はシーザーでいってみよう!
12
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 13:00:45.58 ID:kSavxrj+0
リクエストにお答えしてシーザー行ってみるか。
取り敢えず少々お時間を下さい〜
13
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 13:31:32.11 ID:kSavxrj+0
【受け継がれる志】
水の都ヴェネチア
美しい芸術の土地にある誇り高き血統と崇高な志を持つ青年がいた
どつやらトランク一つの荷物を片手に誰かを探しているようである
以下略
14
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 13:45:31.06 ID:kSavxrj+0
「私の死をヴェネチアにいるリサリサと言う女性に話してくれ」
それは久々に、やっと再会できた父親である男の最期の言葉だった
俺の父親がどこにいったかなど全くもって覚えちゃいなかった。突然の蒸発だったからだ
だが数年ぶりに父親を見つけた瞬間、人生が劇的に変わった
以下略
15
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 13:55:41.21 ID:kSavxrj+0
全てを知った俺は今ヴェネチアにいる
だがリサリサと言う女性は何処にいるのか見当がつかない
詳細は女と言うことしか知らないのだ
このヴェネチアで一人の女性を探すのにはヒントが足りなさすぎる
そう考えていた時、ある女性に目を奪われた
以下略
16
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 14:03:11.36 ID:kSavxrj+0
「ナンパならば結構よ?生憎私は軽い女じゃなくてね?それにある人と待ち合わせていますの」
彼女は動じる様子もなくサングラスをかけたままツンと言い放った
どうやらナンパされなれているらしい
普通の男なら「ちぇっ、お高く止まりやがって!」とふて腐れるかもしれない
以下略
17
:
名無しNIPPER
2015/01/04(日) 14:11:54.64 ID:kSavxrj+0
運ばれてきたワインのコルクを抜こうとするウェイターを止める
「君との出会いに少し手品を…」
ワインのボトルを掴むと少し独特な呼吸を始める
以下略
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