253:1[saga]
2015/02/05(木) 14:04:38.97 ID:8QIqYgRq0
暦「千石、頼むからそういう怪しいサイトに繋がるような場所を、
クリックしないでくれ。僕はお前が心配でしょうがないよ」
撫子『でもこんな話をしているけど、これも全部辻褄合わせなんじゃ──』
254:1[saga]
2015/02/05(木) 14:05:48.74 ID:8QIqYgRq0
撫子『だからね、早く何か話そう暦お兄ちゃん』
撫子『何の話がいい？ 最近読んだ漫画の話とかかな？』
暦（焦ってる千石の声、聞いていてとても辛くなる）
255:1[saga]
2015/02/05(木) 14:06:34.48 ID:8QIqYgRq0
撫子『最初から読んでて成長したなぁって感慨深くなる時は、
確かにあるかも』
暦「ジャンルは基本何でもいいんだよ。ただ、そこにいるキャラクターが、
物語を通して成長しているかがミソだな」
256:1[saga]
2015/02/05(木) 14:07:26.65 ID:8QIqYgRq0
撫子『その違和感を補ってくれるのが、物語に流れている時間なんだよね。
まさに時間が解決してくれるってことなのかな』
暦「おいおい、それじゃあ本質的に成長出来てないように聞こえるだろうが」
257:1[saga]
2015/02/05(木) 15:05:15.22 ID:8QIqYgRq0
撫子『長いとその分、間延びする可能性も孕んでくるから大変そうだけど』
暦「そういう物語はどちらかというと、
視聴者からそっちの世界に馴染んでもらわないと成り立たない気もする」
258:1[saga]
2015/02/05(木) 15:24:18.58 ID:8QIqYgRq0
暦「いつも言ってるけど、鉄人兵団は名作だよ」
暦「あれこそ、リルルの成長が顕著に見て取れる傑作だ」
撫子『いくじなしっ、ってリルルが言うところが撫子好きだなぁ』
259:1[saga]
2015/02/05(木) 15:24:53.32 ID:8QIqYgRq0
暦「いや、いいよ。成長かぁ……」
暦「これから、成長するのかな。その、下準備がこの三日間だったんだと思う」
撫子『下、準備？』
260:1[saga]
2015/02/05(木) 15:29:32.16 ID:8QIqYgRq0
撫子『……そろそろ、終わりかな？』
暦「え、おいおい。まだ話し足りないぞ、そんなこと言うなよ」
撫子『別に撫子達の会話が途切れることはないんだよ？
261:1[saga]
2015/02/05(木) 15:31:46.71 ID:8QIqYgRq0
暦「でもまた、先の物語があるさ」
暦「この三日間僕は色々な経験をして、色々な話をした。
その中に千石がいなかったことは僕の失態と言うか何と言うか、
262:1[saga]
2015/02/05(木) 15:33:14.47 ID:8QIqYgRq0
ここまで読んでくれた方、ありがとうございましたー
撫子には今度殺されてくるということで乙！
263:1[saga]
2015/02/05(木) 16:00:02.32 ID:8QIqYgRq0
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