過去ログ - タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part2
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875:名無しNIPPER[saga sage]
2015/06/04(木) 13:16:24.96 ID:qnwbDgq80
>>129
タイトル「氏名、住所、電話番号」



今、俺はペンを持っていて、目の前には一つの紙がある

そこには書き込むべき三つの項目

俺はとりあえずその紙にペンを走らせる

氏名……名前。名前?あれ?俺の事の筈なのに分からない?出て来ない!どういう事だ!?

ええい仕方あるまい。そのままに書くしかないか

次は住所。住んでる場所。または住みたい場所か……

一応、どんな所に出されても大丈夫な様に書いておくか

そして次は……電話番号……分からん。読めるんだが意味は分からん……。分解してみれば分かるか?

でんわばんごう → でん わ ばん ごう → はん、ごう……飯?

つまりこういう事か?

でん、わ、ばんご……はん

出んわ晩御飯!?いやいや、嫌だよ!晩御飯は欲しいよ!ってか晩に限らず毎日ちゃんと朝・昼・晩三食欲しいよ!

って事で書いて……っと

出来上がった紙はこんな感じだ


氏名:ない

住所:どこにでも

電話番号:ごはんは出る所が良い


うーん。我ながらカオス……だがまぁ良い。これで最初から前の方で提出を待ってる人の所に出そう。どうなるかは分からんが

「出来ました」

「はい、見せていただきます。どれどれ……ほう。これはまた変わった解釈ですね」

「そんなに変わってますか?すみませんね。なにぶん書き込む内容がよく分からなかったので……」

「いえいえ、良いんですよ、これで。おめでとうございます」

「おめでたいんですか?」

「ええもちろん。あなたは次の生で”他人から好き勝手に呼ばれ、どこであろうと行き来する事が出来、連絡などは出来なくなりますが、

毎日三食必ずご飯を出してもらえる存在”になるでしょう。ま、精々、楽しんでいって下さいね。それでは、また会う時まで、お達者で〜」

俺はどうなってしまうのか?少し考えてる内に、その人が手を振ると、下から浮遊感を得つつ、意識が遠くなってゆくのだった……


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