過去ログ - 【艦これ】神通「優しすぎる提督」
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24: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 22:15:48.98 ID:IRVr4wbV0
神通が着任してから1週間、神通はここの提督がどういう人かがやっとわかった。提督は、ほとんどの艦娘からは尊敬
されていて、提督は艦娘達の要望を無下に断ったりはせず、むしろ快諾してくれる人だった。
暁「司令かーん、そろそろ新しい装備が欲しいんだけどー」
25: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 22:27:45.36 ID:IRVr4wbV0
そして、神通が旗艦として出撃していた時。2度目の戦闘を終えると、神通以外の艦娘の内4隻が損傷していた。
しかし、皆の損傷の度合いはとても微々たるものだった。神通は、落ち着いて鎮守府に通信を入れた。珍しいことにこの
鎮守府では通信の際に、傍受されない特殊な無線を使用していた。
26: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 22:41:26.35 ID:IRVr4wbV0
神通「…なぜ、撤退させたんですか?」
提督「…ルールにあっただろう。4隻以上の艦娘が損傷した場合は、損傷の程度に構わず撤退をすると」
神通「たとえルールだったとしても、あの時進撃していれば、中枢部を撃滅することができたかもしれないんですよ?
27: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 22:58:57.80 ID:IRVr4wbV0
提督「俺が撤退に関するルールを緩くしたのもそのためだ。敵を倒すことなんてどうでもいい。俺はただ、皆が沈まずに
ここに戻ってきて、皆で笑い合って過ごしたいだけだよ。代わりの奴なんて、前の奴と姿形は一緒でも、前の奴以上
に戦果を挙げても、中身は全く違うんだ。そんなの、俺は嫌だよ」
28: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 23:07:44.76 ID:IRVr4wbV0
神通「…それって、もしかして…」
神通は、自分の心臓がドキドキしていることに気付いた。そして、神通が何か言おうとすると、提督は自分が何を言った
のかに気付き、焦って言い直した。
29: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/04(日) 23:09:14.80 ID:IRVr4wbV0
今日はここまでです。次の投下は明日の午前中を予定しています。
夜に投下した分は過去の話だってことを少しの間忘れてしまった自分がいる…(自分で書いたのに)
それではまた明日。
30:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 00:32:20.90 ID:ruqbfB9uO
乙
神通のおっぱいは柔らかそう
31: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/05(月) 10:57:14.88 ID:KCChXvs10
おはようございます。
投下します。
32: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/05(月) 11:05:00.64 ID:KCChXvs10
時は戻って現在。
神通は提督と昼食を食べた後、厨房で2人分の弁当箱を洗っていた。神通は弁当箱を洗いながら、自分が着任した当時の
ことを思い出していた。
33: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/05(月) 11:20:06.67 ID:KCChXvs10
弁当箱を洗い終わると、神通は執務室に戻り、再び提督と書類整理の仕事を再開した。そして、黙々と仕事を進めると、
時刻は16時になっていた。そして、提督が椅子から立ち上がった。
提督「そろそろ、今日の最終の出撃艦隊が出撃する時間だ。埠頭へ行こう」
34: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/05(月) 11:32:26.51 ID:KCChXvs10
出撃艦隊が埠頭を出発すると、提督と神通は執務室に戻り、また書類仕事を始める。
そして、艦隊が出撃してから数時間後、提督の無線に報告が入った。提督と神通に緊張が走る。提督は無線を取り、通信
を始めた。無線の向こう側からは、やはり真面目モードの那珂の声が聞こえてくる。
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