過去ログ - 【艦これ】神通「優しすぎる提督」
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74: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2015/01/05(月) 23:15:31.99 ID:KCChXvs10
誰もいなくなった執務室で、提督は執務机に座りながら呟いた。
提督「そうだ…俺のせいだ…」
五月雨に過度な期待をしてしまい、焦らせる状況を作らせてしまった。
鎮守府を長い間空けるのはリスクがあると考えて無線を使用するようにし、提督自身が見守ることができない状況を
作ってしまった。
早く海域を攻略すれば多くの報酬が貰えると思い、五月雨達にに無理な出撃を強いてしまった。
提督「ああ…」
提督の頭には、五月雨が言っていた言葉が蘇ってくる。自分を信頼してくれていた五月雨の言葉が蘇ってきてしまう。
五月雨『五月雨って言います!よろしくお願いします』
五月雨『私は深海棲艦と戦うのが怖いです…』
提督「あ…あああ…」
五月雨『この人なら私の命を預けることができると、そうも思いました』
五月雨『…提督には、すべてお見通しなんですね…?』
提督「うあ…あああああ……」
そして、提督の脳裏にあの言葉が蘇る。蘇ってしまった。
五月雨『あなたのような優しい提督が、私を轟沈させるとは思いません。そして、そうなるような無理な出撃をさせると
も思いません。ですから、私は深海棲艦と戦うのを恐れないのですよ』
提督「あああああああ!!うわああああああああああああああああああああああああ!!」
空虚な鎮守府に、提督の悲痛な叫び声が響き渡った。
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