過去ログ - 安部菜々「ナナの夢の終りと始まり」
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7: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/01/04(日) 21:41:40.88 ID:GgxmvIsk0
 プロデューサーは無表情のまま、用意してあった袋を破って薄いゴムを手早く付けました。

 そのまま、ナナが逃げる暇すら与えたくないように、肩を掴んで抑えつけて、脚の間に体を割り入れてきました。

 プロデューサーはナナよりもだいぶ大柄なので、こうして組み伏せられると全く抵抗できません。

 右を見ても左を見ても太い腕が突き立っていて、まるで檻のようです。

 でもプロデューサーは、囚われのナナを苦しめようとはしません。

 息を荒らげて一刻も早く挿入したそうな雰囲気なのに、まずするのはキス。

 男の人の、ちょっと乾き気味の唇。

 そこからナナの口に入ってくる、やけに長い舌。

 ちゅっ、ちゅって水音が鳴ります。

 プロデューサーの舌がナナの舌を舐めたり、唾を啜ったり、唇の裏を撫でたりしている音です。

 吸い込まれるように、ナナもプロデューサーの口へ舌を伸ばします。

 ヌルヌルして熱い、男の人の口。

 舌先で探るたび、前歯の歯並びの綺麗さに驚かされます。

 目を閉じて舌と舌を絡め合っていると、頭の中でじゅっぷじゅっぷいう音がやけに鮮明に響きます。

 ディープキス、という言い方でもまだ足りない、もうこれは口でするセックスです。舌フェラです。文字通りのオーラルセックスです。

 熱いキスと体温で頭がぼうっとしてきた頃、プロデューサーはナナの胸に手を伸ばしてきました。

 唾や精液でまだかなりベトついていますが、そんなことも気にせず、はしたない乳首を優しく摘んでくれます。

 くりっくりっと指の間で刺激されると、パイズリしていた時の甘い感覚がすぐに蘇ってきます。

 プロデューサーの手は、結構大きいです。

 ナナの自慢のおっぱいも、ぎゅっと握りしめることができます。

 そんなに力を込めてくることはありませんが、男の人の骨ばった指がお乳に食い込む感覚は、なんだか背筋がゾクゾクして、癖になりそうです。

 だんだん、手に加わる力が強くなってきました。

 プロデューサーは胸に挟まれるのも好きですけれど、胸を揉むのも同じくらい大好きです。

 柔らかい肉を揉みしだいて、中の乳腺をマッサージ。

 いくら刺激されても母乳が出るはずはありません……出たら困るんですが、こう何度も刺激されていると、そのうち何かの弾みで噴いちゃいそうで、ちょっと怖いです。

 揉まれているだけでも気持ちいいのに、ミルクまで搾られちゃったらナナの胸はどうなってしまうんでしょう。

 男の人が射精するみたいに、ひどく感じさせられちゃったらどうしよう。

 そんな妄想に浸るナナに、プロデューサーはいよいよ挿入してきました。

 股の肉が押し広げられるような感覚と、それを追うように熱く痺れる感覚があります。

 初めての時は血も涙も流して大変でしたが、いつの間にかずいぶん慣らされてしまいました。

 ゴム越しですが、おちんちんの熱さはなんとなく感じ取れます。

 胸を愛撫されて、ナナは濡らされてしまっていました。

 大きさが合っているんでしょうか、プロデューサーは結構早く腰を使ってくれます。

 ぐいっぐいっとお腹の奥を突かれている内に、温かい感覚がじんわり広がってきます。

 胸の気持ち良いのと同じような甘い麻痺が、ナナの体と脳を侵食していきます。

 いつの間にか、喘いでいました。


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