過去ログ - 花陽「はんたいの世界」
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20:名無しNIPPER
2015/01/04(日) 23:48:41.90 ID:BKFeZtv40
そうしててくてくと響く足音に気付いた時には、新しい小柄な人影がひょっこり、扉横から顔を覗かせていました。アルトを少し高音に近付けたような、これまたどうしたことか馴染みのある気のした、明るい声。

?「マーキ君、扉前なんかで立ち止まって、どうしたんだにゃ……………お、女の子っ!?
マキ君それは犯罪だぜ!?」

?「違うわっ!ああリン、お前ってやつは何時も何時も……っ、ちょっとアンタ、不法侵入か?
まあ先生に言いつけたりはしないから、早めに出てって―――」

花陽「……………凛ちゃん――――真姫ちゃん」

明るい橙髪を小さく、くくった少年と、赤髪の癖っ毛の青年に、花陽は無意識のうちにそう呼び掛けてました。もう、考える余裕もなくて。キョトンとした顔で少年―――凛ちゃんカッコカリが首をかしげます。

?「リンのこと……知ってんの?
あ、もしかしてもしかしてニコ君の言ってた!」

?「ファン、ってこと?………ふぅん、やっとμ'sも、名が知れてきたってことか……」

何を聞くべきなんだろう、どうしよう。そういや彼らの名前は、ええと、今反応したってことは、もしかしなくても。やっぱり。


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