過去ログ - 真姫「西木野☆星空シアター!」凛「二本立てにゃ!」
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2015/01/04(日) 23:34:13.16 ID:1cHphJKmo
西木野邸内
真姫(私の家の中は静かだった)
真姫(まぁ当然と言えば当然だけど)
真姫(パパとママは病院にいて遅くまで帰って来れないし。帰ってこない日もある)
真姫(私は多分まだどこかの学校にいるはずで、故に今この家には誰もいないのだから)
真姫「まずは落ち着ける場所でゆっくり対策を考えないと…」
真姫「さてと、久しぶりの我が家だわー。ずっとクリニックで寝泊まりしてたから」
真姫「自分の部屋の有様すら覚えてな」ガチャッ
真姫「えっ」
真姫「えっ」
真姫(静かな私の部屋の中には)
真姫(私がいた)
真姫(だらしない皺だらけのシャツ一枚で、せっかくの美貌が台無しになるほどのクマを目の下に生やして)
真姫(高級そうなヘッドホンをして、PCの前でファーストパーソンシューティング…FPSに勤しんでいた)
真姫(あと私の部屋はこんな生ゴミだらけじゃなかった)
真姫「え、あ…、あぇ?だ、誰…?」
真姫「えっと、えっとー…」
真姫(視界に映るものの分析を終えて目の前の状況を解決するのに頭を使う)
真姫(まず第一に厄介なのはこのままじゃどっちの私が喋ってるのかわかりづらい。あいにく名前欄に☆シールを貼る余裕もないし)
真姫(そして次に面倒なのは…、あっちの私にこの状況を理解されること)
真姫(いきなり同じ顔の人間が部屋に入ってきたらパニックを起こすかもしれない…)
真姫(ここは…)
真姫「くらいなさいっ!星空凛特製…」
真姫「一瞬で夢心地になれる催眠スプレー!」プシュッ
真姫「えぁっ…、ふぉぇ…ぇ…」
真姫「くかー…」
真姫「よ、よし…。私は寝たわね。とりあえず危機は去ったわ…」
真姫「…ふぅ、無駄な汗をかいてしまった」
真姫(流石に9月に白衣+音ノ木坂の制服(冬服)は暑すぎる)
真姫(私服に着替えようとクローゼットに手をかけ、開いた私の目に飛び込んできたもの)
真姫(それは…)
真姫「…え」
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