49:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 01:26:27.65 ID:OkrErNCxo
提督「……おかしく、ない」
提督「大鯨の気持ち、何も考えてなかった……すまなかった」
大鯨「ていとく……!」
提督「俺の好きな人って、大鯨のことなんだ」
大鯨「えっ!」
提督「一目惚れだった。秘書にしてから、器量も良くて料理もうまいことがわかって」
提督「どんどん好きになってって……」
提督「もし、大鯨が他の提督に好きとか大事だって言ってたらって思っただけで、耐えられない」
提督「……すまなかった」
大鯨「……ううん、いいんです。提督が私の気持ちをわかってくれただけで、嬉しいのに」
大鯨「好きだって言ってくれて。私、やっと大事にされてるってわかって……」
大鯨「嬉しくて、涙が出ちゃいます。私をずっと出撃させなかった理由、訊いてもいいですか?」
提督「もし死んでしまったらって思っただけで、海に出すのが怖かったんだ」
提督「他の子もそうだけど、大鯨は特にそう思っていたから……!」
大鯨「提督の口からその言葉が聞けただけで……あぁ……」
大鯨「私、意地悪をしてしまいました。提督は優しいですから」
大鯨「きっと、皆が大事だって言うのをわかってて聞きました」
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