過去ログ - どんな鎮守府、そんな鎮守府
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/01/05(月) 01:08:09.92 ID:+Ah5SPt1o

何事かと思って横を向くと、すぐそこに夕立の顔が。
鼻息も届き、少し動かせば唇がぶつかりそうなくらいの位置で、ふわりと鼻腔を擽る、シャンプーのいい匂い。
むしろ近すぎて顔がぼやけて見えるが確かに夕立だ。



「んふふふー……姫はじめ、するっぽい♪」



そう言った途端に唇にむしゃぶりついてきて、さっきから思考が追いついてこない。
寝ようとしたら夕立が布団に潜り込んできて、激しく口内を犯してきて、その先にまで及ぼうとしているということだろうか。
わざと音を立てて舐め啜ってるなと思いきや、時々顔を少しだけ離しては色目を使い、誘いまでかけてくる。さて、どうしたものか。
経験上一つ言えるのは、こうなってしまった夕立は火照りを鎮めてやらないと大人しくならないということか。
なら、自分がやれることは一つしかない。
暖房の効いている食堂だったとはいえ、ヘソなんか出して寝ていれば十中八九風邪を引いていただろう。
そうなることを心配して、起こしてくれたお礼だ。応えてあげるとしよう。
できるできないについては、これから自分も火を点けていけばいい話だし、既に飛び火を貰って燃えかけている。
このまま、燻ったまま終わるのは蛇の生殺しだ。



「はぁ、ンむ──ぢゅ、ぢゅるる……ぷぁ……あはっ♡」



夕立をどうしようかという決まった考えは他所に置いて、自分も愉しませて貰うことにする。
いつの間にか馬乗りになり、身を屈めてキスに没頭する夕立。
こちらも舌を絡めて、血色がよくて柔らかな唇を甘噛みして、端から垂れる涎を舐め取って飲み込む。
負けじと両腕で顔を挟み、指先で髪を弄りながら唇をはみ、唾液を啜る彼女に、一つだけ気がかりになったことを訊いた。


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