過去ログ - インデックス「お腹が空いたんだよ」ほむら「へ?」
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/01/05(月) 15:42:47.09 ID:mS7bPBCOO


さやか「それはともかくさぁ」


ほむら(地味に傷付いた……)


さやか「あんた。いつまで見学に来る気なの?」


ほむら「えっ……」


さやか「ぶっちゃけ契約するつもりはさらさらないんでしょ?」


ほむら「…………うん」


さやか「いや、アンタが武器なり爆弾なり工夫して私達の負担にならないように色々努力してるのは知ってるよ?」


さやか「でも魔法少女になる気もないのにいつまでも首突っ込むってのはあまり関心しないなぁ。やっぱ危険だし」


ほむら「それは……」


QBと契約して魔法少女になれば願いを叶えることが出来る。


これは一ヶ月前にマミから聞いた話だ。
いつの日かほむらが耳にした都市伝説とほとんど差異はない。

しかしほむらは命を賭けてまで叶えたい願いなど持ち合わせていなかったし、QBに対してどこか不信感を拭えなかった。

そのため彼女には鼻っからQBと契約する意思が微塵もないのだ。

では何故ほむらが魔法少女に関して深入りしているのかというと……


さやか「まどかが心配だから?」


ほむら「……!!」


そう。
契約に消極的なほむらとは対照的に、まどかは明らかに魔法少女に憧れを抱いていた。

恐らく彼女も特に叶えたい願いがある訳でもないのだろう。
ただ純粋に、他人の役に立ちたいと考えているのではないだろうか。
少なくともほむらの目にはそう映った。

マミ達もそれを察して「魔法少女はそんな甘いものではない」と遠回しに説いたが、それで己を曲げるまどかではない。

結局、まどかの熱意に負けたマミ達は仕方なしに「魔法少女見学」という形で魔女退治に彼女を同伴することになり、そのままズルズルと今に至ってしまったのだ。



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