過去ログ - インデックス「お腹が空いたんだよ」ほむら「へ?」
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105:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 17:42:23.79 ID:RWJSHK7oO
ほむら(何かが引っ掛かる……)


「1分だけ待ってやる。それまでに出てこなかった場合は君もろとも彼女を焼き殺す」


違和感。
何かがおかしい。
しかしその正体が分からない。


ほむら(何なの……この致命的な何かを見落としてるような嫌な予感は)


ほむら(思い出して……)


さっき、自分は何と言った?
何を考えた?


『それが嫌なら、大人しくこっちに来てくれないか?』

ほむら『またそれ……?』


ほむら(そうだ……あの魔術師は戦闘中に不自然なほど何度も降参するよう説得してきた。 私の身を案じるような性格では絶対にないのに)


ほむら(私をダシにしてインデックスを楽に捕まえようとしているだけだと思っていたけど)


ほむら『罠を仕掛けるにしても、アイツなら直接私達に襲いかかった方が早いよね』


ほむら(この後に及んで降伏を促すなんておかしい)


『言っておくがこれはせめてもの慈悲で忠告してるんだぞ?……流石に目の前で大切な人間に死なれるのは辛いだろうからね』


ほむら(もしかして、あの魔術師は本当にインデックスを傷付けないためにこんな提案をしているの?)


ほむら(……何を考えてるんだろ、私は。 アイツはインデックスを兵器としてしか見てない屑なのに)


ほむら(それに万が一その仮説が成り立つのだとしたら……)


ステイルは本当に広範囲攻撃手段を有していることになる。
確実にほむらを死に追いやれるほどの。


ほむら(けどそれはインデックスが否定している)


インデックスは魔道書10万3000冊の魔術知識を有している
その彼女が魔術に関して判断を間違えるとはほむらには思えなかった


ほむら(……ん?)


ほむら(魔術に関しては……?)チラッ


インデックス「ほむら?」


ほむらは見ていた。
この工場の一階で飼育されているトウモロコシの群生を。
何故そんなものを育てていたのだろうか?


ほむらは聞いていた。
炎の魔術師があらかじめこの場所に人が寄り付かないと調べていたことを。
最初からインデックスをここに追い込む算段だったことを。
何故この場所を選んだのだろうか?


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