過去ログ - インデックス「お腹が空いたんだよ」ほむら「へ?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/09(金) 17:04:18.20 ID:RWJSHK7oO
インデックス「ねぇ」
インデックス「私のことなら、気にしなくていいんだよ?」ギュッ
ほむら「え?」
気が付くとガタガタと震えるほむらの体をインデックスが優しく抱きしめていた。
インデックス「怖い思いをさせてごめんなさい」
インデックス「助けてくれようとしてありがとう」
インデックス「でも……もういいんだよ」
きっとインデックスは気丈に振舞っている訳でも、ましてや自分を見捨てて逃げだそうとしていたほむらを恨んでなどいないのだろう。
心から誰も巻き込みたくないと願っているに違いない。
自己犠牲をものともしないその姿はほむらの知る人物にとてもよく似ていて……
スッ、とインデックスがほむらの身体から離れた。
インデックス「じゃあね。本当にありがとね……ほむら」
そう呟き魔術師の元へと駆け寄ろうとするインデックスの手をほむらは
掴んだ
ほむら「捕まえた」
この瞬間から、ほむらの内側を構成する何かが変わり始めた。
ズレていた歯車は元へと逆回転していく。
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