過去ログ - まどか「うさぎ、ですね…!」古泉「どうぞ、食べてください」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:41:27.68 ID:HrOQn0bH0
キョン「ほむら一人じゃ不安だから、俺も着いてってやるよ」
ほむら「それは助かるわ。実は何をどうすれば良いのかさっぱりだったの」
キョン「…よく行くなんて言い出したな」
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:42:43.38 ID:HrOQn0bH0
話しながら宿を出ていく暁美ほむらとキョンの背中を見つめていると、長門有希から水の張った桶とタオルを差し出された。
長門「私も買い出しに行ってくる。戻ってくるまで鹿目まどかの事をお願い」
古泉「はい、ありがとうございます」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:43:30.74 ID:HrOQn0bH0
そして冒頭に戻る訳だが。
部屋に入って来た時より呼吸が少し落ち着いてきたので、手を離して立ち上がる。
まどかが不安げな瞳を古泉に向けるが、古泉は優しく微笑んでから頭を撫でた。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:44:32.56 ID:HrOQn0bH0
そう言って古泉は部屋を出て行く。
パタリと閉じる扉の音が無機質に感じる。
物音ひとつしない事が、1人で居たあの部屋を思い出させて嫌だ。
今までの出来事は全部夢で、本当はあの部屋にまだ居るのではないかと、有りもしない想像をしてしまう。
じわりと瞳に水の膜が張り始めた頃、古泉が部屋に戻ってきた。慌てて目元を拭う。
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:45:53.57 ID:HrOQn0bH0
古泉「どうされました?」
顔を覗き込まれて泣きそうだったとバレるのが嫌で、布団を頭まで被る。
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:47:38.89 ID:HrOQn0bH0
古泉「鹿目さん、顔を見せてください」
布団をそっとめくられてひんやりした外気に顔が触れる。
古泉はまどかの隣に腰掛けると、林檎とナイフを手に取った。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:48:37.58 ID:HrOQn0bH0
そう言いながら古泉は林檎を切り、皮を剥いていく。
上手だな、とまどかは見ていて思う。
古泉の料理は毎日あんなにも美味しい。
慣れているのは知っていたが、まじまじと見るのは初めてかもしれない。
日頃は手袋に隠された白い手が手早く動く。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:50:11.41 ID:HrOQn0bH0
まどか「うさぎ、ですね…!」
古泉「どうぞ、食べてください」
まどか「え…でも……」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/05(月) 18:51:49.97 ID:HrOQn0bH0
まどか「食べちゃうのは…かわいそうです」
古泉は軽く笑ってから、兎を一匹摘むとまどかの口元へと運ぶ。
古泉「あなたの為なら、幾らでも林檎を兎の形にして差し上げます」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/05(月) 22:40:24.13 ID:X2Qx+7DSo
もう書かなくていいよ
16
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/06(火) 01:57:12.75 ID:jPr4PzUBo
次はもうちょい長いと良いな
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