25: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/01/06(火) 02:11:48.94 ID:RN7L+xaq0
「アア、美味かったァ」
だらりと涎が落ちました。血のような赤い液体も落ちました。
ニッコリと笑うチイちゃんを、妾はモウ、直視する事が出来ません。
なんともおぞましく、恐ろしく、怖かったからです。
「エエ……本当に、トッテモ……美味しい鼈甲飴でしたねェ……」
震える声でそう告げる事しか出来ませんでした。
一刻も早く此処から立ち去りたいという気持ちを、必死に抑えて声を絞り出しました。
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