過去ログ - 幸子「アイドルになった事に後悔なんてしていません」
1- 20
19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/06(火) 21:20:11.84 ID:EM5bJfah0
 胸に手を添えなくても全身に伝わる鼓動がその正体。

 自分で言うのもあれですが、柄にもなく、ボクは緊張しているようです。

 中学の入試の時も、これほど体は強張りませんでした。

 ここまで酷いのは、生まれて初めての体験です。

「○○さん、そろそろお時間ですので舞台袖に移動して下さい」

 スタッフの人がそう言いました。

 ボクは今日行われるライブバトルの予定表を手に取り、呼ばれた人の名前を探します。

 ありました。

 ボクの五つ前です。

 まだ大分時間に余裕がある事を確認して、ボクはタオルと髪留めを掴み、化粧室へと向かいます。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
103Res/79.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice