過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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4:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 18:03:04.99 ID:CL7Y8+DEo

「こちらへ向かっている途中」

「いまさら? 涼宮さんがこんなに掃除に時間をかけるなんて」

長門の言葉を受けた朝倉が、むむ。と、顎に指を当て、唸る。

「掃除中に何かあったのかしら」

「考えすぎだろ」

「私は委員長よ? クラスで何か問題でもあったなら、解決しなくちゃ」

お次は腰に手を当て、一本指を立てながら、そう言い放つ朝倉。まったく、責任感のお強いことで。

「長門さん」

口を挟んだのは、団員その四。先程まで碁盤を見つめていた眼で、窓辺の長門を射抜いている、超能力者・古泉一樹。
長門は、す。と視線を古泉に合わせると、ゆっくりと目を閉じ、二回、首を横に振った。

「情報統合思念体の観測できる範囲で、彼女についての異常は確認されていない」

と、やや早口に述べた。

「安心しました。我々のほうでも、涼宮さんの精神状態については注視していますが、いまのところ大きな問題はありません」

長門の言葉を受け、古泉はユルい微笑みを携え、一息をつくように言った。 そして、その直後、

「大きな問題は……ね」 と、いかにも意味深に、口中に留める程度の音量で呟いた。


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