127: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/20(火) 19:02:12.96 ID:q6rXvxWyo
「じゃあどうする?今日は寒いしもう帰るかい?」
「うーん……久々に一緒に街に来たんだしもう少し回っていこうよ」
「そうかい。それではお嬢様、よろしければお手をこちらに」
少しキザだったかな、と思いつつ腰を折りながら手を差し出してみると、
彼女のほうも照れながら僕の手を握ってくれた。
その手は暖かくて、今日は寒いはずなのに僕の心まで温かくなって、
そのあとはなんだか不思議に時が短く感じてしまった。
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