140: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:16:21.78 ID:Gif6CRJWo
「どうして僕を助けたのです?」
「私は獣医だからよ。ここは私の病院なの」
141: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:16:50.65 ID:Gif6CRJWo
「女性に先に名乗らせておいてあなたは名乗らないのかしら?」
「そちらが勝手に名乗ったのではありませんか……。山城総次郎です」
142: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:17:38.90 ID:Gif6CRJWo
「私ね。小さいころからずっと動物と話してみたいと思ってたの。
でも大きくなるにつれ話すのは無理ってわかったから、
せめて動物たちの気持ちがわかるようになりたいと思って獣医を目指したの」
143: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:18:07.47 ID:Gif6CRJWo
一瞬見せた子供のような眩しい笑顔に少しドキりとしてしまった。
それはずっと心の奥に押しこめていた『純真さ』とでもいえばいいのだろうか、
そういうものを彼女に垣間見ることができたからだろうと今では思う。
144: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:18:54.16 ID:Gif6CRJWo
「あなたはいつまで経っても私の物になってくれないのね」
145: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:19:28.96 ID:Gif6CRJWo
「あまり人を、いや『妖狐』をからかうもんじゃありませんよ。陽子さん」
「ふふ、そうね。……そうよね」
146: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/23(金) 23:20:36.99 ID:Gif6CRJWo
今回はここらへんで。書きたいことはいっぱいあったのだけれど話の進まなさに愕然としている現状である。
147:名無しNIPPER[sage]
2015/01/23(金) 23:23:13.52 ID:a3c3tYuUO
乙
これからも楽しみだ
148: ◆VEKixXsFvlSQ
2015/01/31(土) 23:07:48.15 ID:Y8wrc3UH0
お読みしました、いい雰囲気の作品ですね。 長文を書くときに利用されるアウトラインエディタというのがありますが、SSや連作を書くときにも便利でいいですよ。
149: ◆/5u1xsuUH.[sage]
2015/02/01(日) 01:38:44.10 ID:kRvk2YQOo
遅くなって申し訳ない 近々投下できるようにするつもりです。
150:名無しNIPPER[sage]
2015/02/02(月) 06:35:15.23 ID:VQ3R2I6WO
待ってるよ〜♪
282Res/118.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。