153: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:37:06.23 ID:uiIgEyu/o
投下するのが遅くなって済みません。どうせだからとバレンタインネタを投下したいと思います。
154: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:37:32.42 ID:uiIgEyu/o
この時期は苦手だ……。
どこに行ってもアレがある。
155: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:37:58.63 ID:uiIgEyu/o
……としらばっくれたい気持ちになるが、そうもいかない。
そう、この月はあれがある、バレンタインだ。
156: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:38:40.81 ID:uiIgEyu/o
「あ、今年も頑張るからね!楽しみにしててね!」
157: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:39:18.20 ID:uiIgEyu/o
「こんにちは、今年も大変ねえ。子ぎつねちゃん」
「ああ、おばあちゃん。こんにちは。本当にそうなんだよ」
158: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:39:44.41 ID:uiIgEyu/o
それだけ言うとおばあちゃんは僕にコーヒー豆をくれて手をひらひらをたなびかせて去っていった。
なんていい人なんだおばあちゃん。
いやわかってたけども。
159: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:40:10.60 ID:uiIgEyu/o
一応、念のために、奇跡を願いながら白面ちゃんがいる台所をこっそり覗きに行く。
案の定そこにはエプロン姿で湯煎中の白面ちゃんがいた。
どうやら今年もばっちりチョコレートがあるようだ。
160: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:40:36.82 ID:uiIgEyu/o
「はぁ……今年もか……」
161: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:41:06.14 ID:uiIgEyu/o
「浩二さん」
「ああ、総次郎君……君はいいよねえ……白ちゃんからもらえるんだろう?」
162: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/02/14(土) 00:41:33.07 ID:uiIgEyu/o
「ま、まぁ頑張ってください。浩二さん」
「あぁ、ありがとう。君は早く白ちゃんのところへ行っておやり」
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