17: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:51:45.16 ID:QvrQLcExo
彼らは阿呆である。良い意味で。
彼らは騒ぐのが大好きだ。何かにつけては騒いでいる。
18: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:52:44.57 ID:QvrQLcExo
「やあやあしがない狐さん」
「やあやあこれは真っ黒狸さんではありませんか」
19: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:53:28.29 ID:QvrQLcExo
「それにしても立派なもんだねえ……」
「ん?何がだい?」
20: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:54:12.75 ID:QvrQLcExo
「うんうん。それに鍋にしたらおいしそうだ」
「馬鹿言っちゃいけねえよ。確かに我らは鍋にしたらうまいだろう。
21: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:54:46.86 ID:QvrQLcExo
「確かにそうだ。なればこそ今日も今日とて騒ぎましょうや狸さんや」
「その通りだ狐さんよ。それじゃあ今から一つお付き合いしてはくれんかね?」
22: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:55:31.26 ID:QvrQLcExo
とまあ今日も今日とてこんな調子である。
僕は彼らを阿呆と呼んだが僕も立派な阿呆である。
23: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 00:56:12.02 ID:QvrQLcExo
というわけで狐狸が揃いました。
これで狗でも出せばこっくりさんですな。
24: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 18:01:39.67 ID:QvrQLcExo
書けるうちにささっと更新。
もっといろいろ出していきたいのです。
25: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 18:02:17.81 ID:QvrQLcExo
僕らは義理人情というものが大好きだ。
もっとも僕らは狐であるからして、人情というべきなのかどうかは定かではない。
26: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 18:02:58.59 ID:QvrQLcExo
今日も今日とていつものように、僕は大好きな白面ちゃんと会っていた。
27: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/08(木) 18:04:37.87 ID:QvrQLcExo
あのおばあちゃんというのは定期的に僕らが根城にしている神社にお参りに来てくれるおばあちゃんだ。
言うなればお得意様のようなものだろうか。
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