198: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 22:58:46.71 ID:ciDAKPAlo
そう言って私は帰路につく。
実家に着くと両親は暖かく私を迎えてくれた。
こんなぶっきらぼうな私を受け入れてくれる数少ない人たち。
そんな人たちの優しさに触れることが嬉しくてたまらなかった。
恥ずかしがり屋な私はそれを素直に出すことはできなかったけれど。
大学の長期休暇の間は実家にいると伝えると両親ともに喜んでくれた。
やはり一人娘がいないというのは寂しかったのかもしれない。
そんな喜んでくれる両親の顔を見るだけで私は安心することができた。
ああ、まだ私は必要とされているんだ、と。
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