過去ログ - 今日も今日とて狐狸夢中
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202: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:00:35.76 ID:ciDAKPAlo


何かはぐらかされたような気がするが、
彼の雰囲気が「これ以上深く聞くな」とこちらに警告しているように感じたので、
私もそれ以上は聞こうとしなかった。
以下略



203: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:01:02.06 ID:ciDAKPAlo

最近では普通の会話すらあまりしなくなっていた私としては久々に普通に話せる相手だったので、
なるべく親しくなりたいとは思って嫌がられない程度に話しかけようと努力はしていたのだが、
彼からは一向に近寄ってくれそうにないように思えていた。

以下略



204: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:01:28.11 ID:ciDAKPAlo


夕食時、私の浮かない顔を見て察したのは父が話しかけてきた。


以下略



205: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:02:05.18 ID:ciDAKPAlo


「そう……そうね。ちょっと悩んでいることがあるの」

「そうかい。それはなんだい?少しなら父さんが相談に乗るよ?」
以下略



206: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:04:18.42 ID:ciDAKPAlo


「陽子、一ついいかい?」

「なに?お父さん」
以下略



207: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:05:00.86 ID:ciDAKPAlo


「ちょ!?お父さん何言ってるの!?た、確かに男の人だけどそういうんじゃ……」

「ははは、陽子もそういう顔をするんだな。お父さん安心したよ」
以下略



208: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:05:36.84 ID:ciDAKPAlo


「うん、ありがとうお父さん」

「わかってくれたみたいで嬉しいよ。ところで陽子」
以下略



209: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:06:50.33 ID:ciDAKPAlo


そんなアドバイスをもらったものの、すぐには行動に移れないもので、
なんとか少しずつ仲良くなれないだろうかと私は葛藤していた。
名残惜しかったけれど少しずつシロたちとのふれあいの時間を減らし、
以下略



210: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:07:17.45 ID:ciDAKPAlo


「陽子さんはいつごろ離れるんだ?」

「まだ一か月くらいはいるよー」
以下略



211: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:08:04.89 ID:ciDAKPAlo


「どうしたんだ?」

「いや……その……まさかそんな返しが来るとは思ってなくて……」
以下略



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