204: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:01:28.11 ID:ciDAKPAlo
夕食時、私の浮かない顔を見て察したのは父が話しかけてきた。
205: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:02:05.18 ID:ciDAKPAlo
「そう……そうね。ちょっと悩んでいることがあるの」
「そうかい。それはなんだい?少しなら父さんが相談に乗るよ?」
206: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:04:18.42 ID:ciDAKPAlo
「陽子、一ついいかい?」
「なに?お父さん」
207: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:05:00.86 ID:ciDAKPAlo
「ちょ!?お父さん何言ってるの!?た、確かに男の人だけどそういうんじゃ……」
「ははは、陽子もそういう顔をするんだな。お父さん安心したよ」
208: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:05:36.84 ID:ciDAKPAlo
「うん、ありがとうお父さん」
「わかってくれたみたいで嬉しいよ。ところで陽子」
209: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:06:50.33 ID:ciDAKPAlo
そんなアドバイスをもらったものの、すぐには行動に移れないもので、
なんとか少しずつ仲良くなれないだろうかと私は葛藤していた。
名残惜しかったけれど少しずつシロたちとのふれあいの時間を減らし、
210: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:07:17.45 ID:ciDAKPAlo
「陽子さんはいつごろ離れるんだ?」
「まだ一か月くらいはいるよー」
211: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:08:04.89 ID:ciDAKPAlo
「どうしたんだ?」
「いや……その……まさかそんな返しが来るとは思ってなくて……」
212: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:08:34.18 ID:ciDAKPAlo
「どうしたんだ?こっちを見て黙り込んで」
「いや、笑ったところ初めて見たから……」
213: ◆/5u1xsuUH.
2015/04/23(木) 23:09:00.60 ID:ciDAKPAlo
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